境界をほどく布の彫刻。シンガポール木炭アーティストとの共作

境界をほどく布の彫刻。シンガポール木炭アーティストとの共作

性別というラインを解体する試み

ezuでは今、シンガポール在住の木炭ドローイング・アーティストと手を組み、まったく新しいアートオブジェクトを制作しています。コンセプトは「性別の境界線がない世界」

布をスティッチで立体に起こし、上半身は男性、下半身は女性──さらに前面と背面でも性が入れ替わる“二つの性が同居する布の彫刻”を形づくっています。

バトンをつなぐ共同リレー

このプロジェクトは、Nila ChooさんやJimmyさんが受け継いできたクリエイティブのバトンを、私たちezu最終工程の染色で受け取る共同リレーから生まれました。

藍が溶かす境界

仕上げに使うのは、日頃から衣服制作で用いている天然藍。深い藍色のグラデーションを幾層にも重ね、形のうえで分かれていた境界線を色彩の面でも溶かし、ただ一つの存在へと再構築しています。

国境もジャンルも超えて

現在はシンガポールで仕上げを進行中。完成後はフランスでの展示が内定しており、国境もジャンルも飛び越えながらプロジェクトが広がっています。そしてフランスのあとは、秋田県・群馬県での巡回展も予定しております。

オープンコラボレーションの呼びかけ

ezuの活動にピンと来た方、布・染色・デザイン・サウンドなどezuの表現方法と掛け合わせ、ぜひいっしょに表現活動を重層的に組みわさせていきませんか?

ezuはいつでもオープンコラボを歓迎しています。興味のあるクリエイターやキュレーターの皆さんは、ぜひお問い合わせフォームよりお声がけください。一緒に“面白いこと”を育てていきましょう!✨

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