8月22日(土)・23日(日)の2日間、前橋市の群馬県庁1階で開かれた「群馬から誕生したファッション展 Vol.3」に出展しました。店頭には、7月の八木橋百貨店に続いて、岩野の次男であり、ezuのAssociate Designerである水葵が立ちました。
今回並べたのは、一色で染めた手染めのシャツやワンピース。布を籠に入れて染める、一点ものの籠染めの作品。デザイナーの絵から生まれたテキスタイルのシャツやパンツ。それから、帽子やバッグ、ハンカチといった小物たちです。
最初に手が伸びるのは、やっぱり小物から。手に取りやすいものから、少しずつezuの世界に入っていただく。百貨店の催事のようなにぎわいではないぶん、おひとりおひとりと、ゆっくりお話しできた2日間でした。
前橋だから、会えた人
今回うれしかったのは、すでにezuを知ってくださっている方が、県庁まで会いにきてくださったことです。
前橋にお住まいのある方は、2日連続で来てくださいました。ふだんは忙しくて、桐生のアトリエショップまではなかなか行けない。前橋なら近いから、と。ezuの服を着て来てくださって、その場でまた新しい一着を選んでくださいました。
高崎で花火大会のあった日には、ezuの服を着たまま、これから花火に行くんですという方も。何でもない日も、すこし特別な日も、同じ服とともに過ごしていただけている。それが何よりうれしいことでした。
お弁当と、折りたたみ傘
いつも桐生のアトリエショップに来てくださるお客さまが、県庁のブースまで、お弁当を届けにきてくださいました。保冷のパックにわざわざ入れて、「お昼、もう食べましたか」と。
帰りぎわには、「これから雨が降るから」と、折りたたみ傘まで用意してくださって。
店頭に立った水葵は、「ezuがこの17年間、大切にしてきたお客さまたちが、ezuのことも、しっかり大切にしてくれているんだと感じました」と言います。売る人と買う人、という関係を越えたところで、ezuは支えられているのだと、あらためて知った出来事でした。
ハンカチを、丁寧に畳む手
はじめてezuに出会ったらしき方が、ハンカチの絵に惹かれて、足を止めてくださいました。見本を手に取っては、ひとつずつ、丁寧に畳んで戻してくださる。その手つきを見ていて、ただの物としてではなく、作品として大切に扱ってくださっているのが伝わってきました。
ezuがつくっているのは、物ではないのかもしれません。受け取ってくださる方の手つきが、それを教えてくれます。
会場ごとに、空気が違って、出会う方も違う。次の会場では、どんな出会いがあるのか。まだezuを知らない方にも、この服を届けられますように。
これからの展示のご案内は、2026年 ezu企画展の開催スケジュールに掲載しております。
群馬から誕生したファッション展 Vol.3
会期 8月22日(土)〜8月23日(日)
会場 群馬県庁 1階
住所 群馬県前橋市大手町1-1-1