precious boat neck pull over
precious boat neck pull over
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precious ボートネックプルオーバー
他界した祖父の遺品のなかにあった、一着のジャケット。
その布の色柄を、桐生の織物工場と再現したテキスタイル「precious」で、このプルオーバーを仕立てました。
「ふとした時に祖父を想い出すと、祖父は、このジャケットを着て現れます」
そのジャケットに使われていた布の色柄が、それはそれは美しくて。いつかこの布を、地元桐生の織物工場の方達と織って、ワンピースやコートを作りたい。岩野は、その思いを長くあたためてきました。
ある日、そのジャケットを持って、いつもお世話になっている織物工場へ相談に行きました。糸を一本一本解して、ルーペで解析。50年程前の日本で織られたその布は、柄に奥行きを与えるために、複雑な色彩と織り構造になっていました。近しい色の糸を6色染め、ジャガード刺繍織で色柄を再現。絵図は、現代に似合うように新しく描きました。
「言葉では表すことのできない微妙なニュアンスの表現に到達するまで、何度もサンプル織を繰り返し、ようやく完成した瞬間は、まるで祖父に再会できたかのような不思議な感情が溢れ出てきました」
青と緑と黒が織り重なる、深い色合い。曲線を描く柄と花が、光の加減で浮かび上がります。
ひとは誰かを想い出すとき、そのひとがよく着ていた衣服とともに、そのひとを想い出します。
誰かが、大切な誰かを想い出すときに、一緒にそのシーンに現れる一着になれたら。そんなことを思いながら、今日もこの布で衣服をつくっています。
カジュアル、フォーマル、様々なシーンに似合うように
ボートネックデザインで上品なフォルムに仕上げました。
身頃から地続きに広がった袖は
着る人の肩なりに自然と落ちます。
裾は前を短く、後ろをやや長くとった
前後差のあるつくりで
パンツにもスカートにも合わせやすく
重ね着をたのしみながら
通年、着ていただけます。
